moeweの中の人の雑記帳

どうでもいいこととか日常とかを書き捨てる場所

MATSURI 2012 に行ってきました

MATSURI 2012という、ライブハウスとスタジオを丸々貸しきって50バンド以上出演するフェス的なイベントに行ってきました(なんかサイト確認したら、ローソンチケット売り切れてたんだね)。行ってきたというか、Shipyardsというバンドのサポートドラムとして出たんだけどね。

長い長い一日でした、色んな意味で。とりあえず推敲もせずだらだらと日記的に書いてみようと思います。あとで自分の思い出にもなるかもだし。一応ブログだから身内向けじゃなくてある程度の説明は書くつもり。多分ムダに長くなると思う。

遅刻

僕がサポートで出たバンドは1番目で、リハがあったので入りは11時だったんだけど、盛大に寝坊しました。いやー焦った。

前の日全然寝られなくて、6:30くらいに寝付けたのかな。んで目覚ましで一回8:00に起きて、起きれてよかったとか思いながらちょっと布団でぐだぐだしてて、ふと時計を見たら10:30。スッと落ちるように二度寝したんだろうね。余裕で遅刻ですよ。しかもリハはおろか、本番にもギリギリ間に合うかどうかという時間。

とりあえずメンバーにメール打ってから急いで支度して、家を飛び出て駐車場まで走りながら電車調べて出発。駐車場選んでる暇なんて無いので、駅から一番近いコインパーキングへ駐車。

やっと電車に乗れて、新宿から中央線でお茶の水まで行って総武線に乗り換え。このとき俺は何となく「目的の出口はホームの一番端」というのを覚えてて、記憶を頼りに一番後ろの両に乗車。そして秋葉原駅に着いたら逆なの。ホーム走ったね、白い目で見られながら。スケジュール上12:20スタートだったのに、秋葉原駅を出たのが12:20くらい。もう最悪ですね。

やっとライブハウス着いてスタジオ入ったらお客さんいっぱいで、その中「まだかよ」って目で見られながら急いでセッティングして、やっとライブ開始。しかし足と右手に違和感。そりゃそうです、秋葉原のホームからライブハウスまでカート引きながら全力で走った訳ですから。運動不足の俺には体力が終わってました。でもまあなんとか無事(?)に演奏おしまい。

まあ色々と最悪でした、俺が。ライブ自体は、前半こそ頭の中いっぱいいっぱい&体が悲鳴上げてたけど、後半は楽しくできた。きちんとできたかは微妙だけど。

ライブの感想とか

自己嫌悪と申し訳無さから、こんな姿見られたくないと思ってすぐに帰ろうかとしたんだけど、せっかくだから見ていけということで見ていくことに。まあ感情高ぶっちゃってて、すぐには見に行けなかったんだけどね。
という訳で、見たライブの感想をバンド別に時系列で書いてみる。

THE WEDDINGS

最初に見たのはTHE WEDDINGS。といってもぎゅうぎゅうにお客さんいて音が聞こえるくらい。すげー久々に見たので新鮮だったけど、すぐに終わっちゃった。もっと良い環境で見たかったな。行くのが遅かったから仕方ないね。

does it float

次がdoes it float。昔バンドやってたときから大好きなバンド。付き合いはそこそこ長い。見るのはかなり久々で楽しみにしてた。結構大きめのスタジオだったんだけど、ドアが開けられないくらい混んでたのですぐに退散。こちらもきちんと見たかった。いつの間にか大人気になっちゃって。でもそれが嬉しかったりした。メンバーときちんとしゃべれなかったのがちょっと残念。

THE LIONS

この界隈で1,2を争うほど大好きな京都のバンドTHE LIONS。早めに行って前の方に陣取る。いや〜、かっこよかったね。いや〜かっこいい。天気で言えば雨がしとしとと降ってる系の妙なもの悲しさ(この表現で伝わる人が何人いるのか)。まさに俺のツボです。最近はああいうバンド少ないからちょっと悲しい。そんなにしょっちゅう東京に来てないはずなのにかなり客入ってた。

RAINMAKER

次に見たのがRAINMAKER。前やってたバンドで一番最初に仲良くなったバンドだと思う。もう10年以上の付き合いかな。見たのはなんだかんだで2年ぶりくらいだと思うんだけど、なんていうか変わってなかった。変わらない良さと変わる良さってあると思うんだけど、良い意味で変わってなかった。
そして最後にやったFlowerって曲。この曲は大好きで、ライブで聴くとほぼ毎回泣くw もちろん今回も泣きましたよ、ええ。曲が良いのもあるんだろうけど、最初に聴いたときの状況が色々アレだったので、それが蘇るのかも。今回は懐かしさも相まってかな。

休憩

本来はここらで帰る予定だったんだけど、年に1回のお祭りだし、最後の方に見たいバンドがあったので、迷ったあげく残ることに。でもライブ見るのは疲れちゃってたのでとりあえずヨドバシに行ってiPhone5触ったりPCパーツ見たりしてた。そんな感じでふらふらしてたらちょっと体調悪くなってきた。とりあえず休みたかったんだけどくつろげるスペースが無かったので、電気街の方行って軽く飯食ってから、タバコが吸える公園で休憩。

この公園ね、昔の仕事先の事務所の近くにあって、打ち合わせに行った帰りにタバコを吸うところだったんだよね。そしたらなんか色々思い出してちょっとおセンチに。そんな間に、かっこいいと評判なのに一度も見たこと無いから見たかったCLASICKSが始まる時間。だけど今から行っても間に合わないということで諦めることに。

BROWNTROUT

ちょっとしてから戻ってBROWNTROUT。このバンドは地元バンドというかしょっちゅう会ってるしライブも見てる友達。タイムスケジュール押してたからちょっと遅めに行ったらラスト3曲だった。ちょっとしか見られなかったけど、良い意味で相変わらずのクオリティ。安心して見られた。

ELMOC

次が残った原因となるバンドELMOC。このバンドも地元バンド。知り合ってからも長いし、結成当時から見てきた。ただライブは多分2年くらい見てないというのと、ベースの子が今日で抜けるというので見ることに。結論から言うと、今回見た中で一番衝撃を受けた。
ライブは昔から見てたから見る側としてもリラックスしてたんだけど、すげーかっこよくなっててビックリした。なんというかバンドとしてまとまってて、個人個人が良くなってて、新曲のクオリティも高くなってた。それだけにベースの子がやめちゃうのがもったいなく感じた。やめること自体は前々から聞いてたけど、それでもそう思った。すごく良いライブだった。

最後まで見るつもりだったけど、なんかELMOC見て満足しちゃったので帰ることに。

※50バンド以上いるのにこれだけしか見てないのは、5つのステージで同時進行だからです。くわしくはMATSURI 2012のスケジュールを見ればわかるかと。

帰り

時系列関係ないけど、困ったことがひとつ。結構「お疲れ〜」とか「久しぶり〜」とか声をかけてもらったんだけど、誰か分からない人がちらほら居たことw

大半が昔のバンドのときの知り合いだと思うんだけど、俺は顔を覚えるのが苦手なのもあるし、ライブとか行かなくなって年月経ってるから髪型とか印象とか変わってるというのもあるだろうし、昔のバンドのときのお客さんかもしれないし、もしかしたら俺がヘルプやったライブを見て声をかけてくれたのかもしれない。その辺わからなくてちょっと挙動不審になりましたw

まあそれはさておき、知り合いに帰ると声をかけながら帰路へ。

どうしても座りたかったので新宿発の電車に並んで、無事に端の席をゲット。すぐに眠くなって電車の中で眠りに落ちる。気がつくと駅員に起こされた。俺が降りる駅は終点だったので「着いたか」と思いながらホームに出ると全然見たこと無い景色。寝ぼけてるのもあって訳分かんなかった。

しばらくしてから「終点まで行ってそのまま折り返しになって、回送になる駅で起こされた」ということを理解。でもまだ寝ぼけてて、乗りたい電車のホームは別にあるのにずっと降りたホームで電車を待ってた。2本くらい電車行ったところでやっと理解してホームを探し、やっとの思いで最寄り駅に到着。

そして最後に災難が。本来ならば、妹のマンションの駐車場を借りる予定だったので、駐車代は無料。30分くらいのちょっとの寝坊なら、上限があるパーキングを探してたと思うので、高くても1500円くらい。しかし、俺が駐車したコインパーキングは上限金額が無いタイプ。とりあえず高いことは分かっていたのでコンビニに入って万券を崩し、パーキングへ。値段は4800円。正直痛い出費。

とほほ、と思いつつ車で無事帰宅した訳です。

雑感

結論から言うと、ちょっとまたバンドやりたくなった。そしてライブ見に行きたくなった。

以前に5月から7月にかけてヘルプをやってくれないかと声をかけられた。その時点では、俺はバンド界隈からすっかり離れてて、ライブも全然見に行ってなかった。楽器も1年以上触ってない。正直できるのか不安だったけど引き受けた。

1年以上ぶりのスタジオやライブは、思いのほか楽しくて、やっぱりバンド楽しいなという思いは少しあった。だけどそのときには仕事っぽい感じでやってたので、きちんとヘルプとしての役割をこなせたか、という部分が重点だった。付け加えて、そのときのライブは俺の好きなタイプの企画ではないのが大半だった。だからこそ演奏にだけ集中できた、というのもある。そんな訳で約束していたヘルプ期間が終わった。

今回はその続きというか、バンドとして出演依頼受けた後でメンバーが出られなくなったから、単発でまたヘルプとして役割をこなす、だけのはずだった。

ただね、昔からやってるバンドが相変わらず楽しんでいたり、結成当初から見てたバンドがいつの間にか大きくなってかっこよくなってたり、そういうのを見ちゃうと、昔の血がうずくというか、またここに戻ってきたいな、という思いが出てきたんだよね。なんせバンドというだけなら10年以上やってて急にやめた訳だからね。

単純に今日はビッグイベントで楽しかったから、今そう思ってるだけの一過性なものかもしれないし、自分の居場所を求めてるだけの甘ちゃんなのかもしれない。それはわからないけど、現時点では、またあの場所に戻りたいと思った。ちょっとだけね。

まあそんなこんなで、色々大変だったけど楽しかった一日でした。以上。